衝撃のJ2降格から一年、ガンバ大阪が再びJ1へ帰ってきた。

降格決定後、天皇杯で決勝まで勝ち進んだ彼らだが、柏に0-1で敗れて準優勝。試合直後に松波正信監督の退任、および長谷川健太氏との契約が発表され、チームは47歳の指揮官とともに初のJ2に臨んだ。

遠藤保仁、今野泰幸の日本代表組に前季J1で15試合14ゴールをあげたレアンドロなど、主力の大半が残留したチームは当然昇格の最有力候補に挙げられたが、開幕5試合で1勝4分とスタートダッシュに失敗。その戦いぶりからは「J2の壁」が感じられた。

ただ、やはり自力の違いでその後は着実に勝ち点を伸ばすと、16節に首位へ浮上。ライバルの神戸に一時トップの座を譲ったものの夏に復帰した宇佐美貴史の大活躍もあり、J2優勝という結果でJ1への復帰を決めた。

チームは今オフ、新潟の守護神だった東口順昭が加入。J1の甲府で昨季17試合に出場した河田晃兵も期限付き移籍から復帰し、長年弱点と言われ続けてきたGKを補強した。また、千葉から攻撃的サイドバックとして開眼した米倉恒貴、さらにブラジルから長身ボランチのエブソン、「リンスヴァンドフスキ」という豪快な異名を持つFWリンスなどを獲得している。

原点に立ち返り、再びJ1で輝きを取り戻すため、『Rising G』というスローガンを掲げた2014年のガンバ大阪。そのシーズンに向けた新ユニフォームが15日にお披露目された。

12年目となるサプライヤーのUmbroによるガンバの2014モデル。

ホームはUmbroが初めてサプライした2003モデルで採用したシンプルで力強さを表す太さの青と黒のストライプをベースに、チームロゴに使われている“ライジングサン”（※赤い丸の部分）をアクセントカラーとして取り入れ、「新生ガンバ大阪」を表現している。

アウェイは白。マスコットの「ガンバボーイ」が持つ闘志あふれるエネルギーの雷とUmbroのロゴイメージを融合した斬新でユニークなデザインが採用された。

そのガンバボーイ。背番号は0に設定されている。

GKモデルはいずれもアウェイと同じテンプレートを使用。一番左の赤がホームとなる。

【写真追加（上にも追加）】

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