1月15日、フォックススポーツは「セルティックからレンタル移籍する可能性が濃厚となっているMFトム・ロジッチに対し、シドニーFCやメルボルン・ヴィクトリーが獲得に動いている」と報じた。

トム・ロジッチについては、所属しているセルティックのニール・レノン監督が「ベガルタ仙台からオファーがある」と明かしていたものの、記事によるとこの契約についてはクラブ側が拒否したとのことだ。

この移籍は夏までのレンタルという形態であるが、Jリーグは3月からのスタートで、ワールドカップまでにわずか12試合しか開催されない上、仙台はACLに出場していないということが、クラブが拒否を決断した理由であるという。

ロジッチに対して現在興味を示しているのは、かつて所属したAリーグのメルボルン・ヴィクトリー、そしてシドニーFCであるとのこと。

オーストラリアは秋春制であり、ファイナルに出場できれば経験できる試合数が多い。さらにメルボルン・ヴィクトリーはACLのプレーオフに出場するため、それを勝ち抜きさえすればグループリーグの6試合もプラスされる。

メルボルン・ヴィクトリーは現在MFミッチ・ニコルズをセレッソ大阪に40万ドルで売却する交渉が進んでおり、モーリシャス代表MFジョナタン・ブリュとの契約も終了するため、資金的にも、サラリーキャップ制度による年俸総額にも余裕がある。

一方、デル・ピエロが所属していることで有名なシドニーFCは、元オーストラリア代表MFのブレット・エマートンが引退を表明したために、自国人マーキー・プレイヤー(サラリーキャップ制度の年俸総額制限に該当しない選手)の枠に空きが出来ており、かなりの条件でオファーが可能であるという。

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