イングランドの2部リーグ(チャンピオンシップ)所属のレスター・シティが、40歳のFWケヴィン・フィリップスと契約したと発表している。

イングランド国籍のケヴィン・フィリップスは1973年7月25日生まれの40歳。1999-00シーズンにはサンダーランドで30得点を叩き出し、欧州得点王(ゴールデンブーツ賞)を獲得した経歴もあるが、10代の頃にはパン工場でアルバイトをしながらノン・リーグでもプレーしていた苦労人でもある。

ケヴィン・フィリップスは今シーズンまでクリスタル・パレスに所属しており、昨シーズンはチームのプレミアリーグ昇格に貢献。しかし、先日クラブとの契約を解消していた。そんなケヴィン・フィリップスは移籍先を探していた状態であったが、このほどレスター・シティと半年間の契約を結んだということだ。

40歳以上の選手の契約といえば、日本時間11日に発表された横浜FCと今年47歳を迎える三浦知良の契約更新。三浦はこれで、29年目のプロキャリアを歩むことが決定し、自身が持つ様々な最年長記録をまた行進する可能性が出てきた。

得点に直結する動きが求められるFWは、特に高齢の選手が活躍するのが難しいポジションだと言われている。40歳を越えても第一線で戦力としてみなされているという事実に、心から尊敬の念を抱きたい。

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