マルセイユでの活躍で名を轟かせた元ナイジェリア代表DFタイ・タイウォ(28歳)。その後、ミランなどを経て今季からはトルコ1部のブルサスポルでプレーしている。

そのタイウォも先発出場したエスキシェヒルスポル戦での出来事がちょっとした話題になっている。

ブルサスポルが1点をリードした後半、エスキシェヒルスポルのGKルート・ボフィンがエリア外で手を使ってしまいレッドカードで退場。この時点ですでに交代枠を使い切っていたエスキシェヒルスポルはDFのセルヴェト・チェティンが急遽キーパーを務めることになった。

数的不利となったエスキシェヒルスポルにその後さらなるピンチが到来。 エリア内でDFのハンドをとられ、PKのジャッジ。ブルサスポルのキッカーはタイウォ、対するは急造GKセルヴェト・チェティン、その結果は・・・

 

タイウォのキックにセルヴェト・チェティンが見事な反応でストップすると、こぼれ球につめたMFフェルハト・キラズのシュートも外れてゴールならず!急造GKがPKをストップする驚きのシーンだった。

ただ、エスキシェヒルスポルは後半アディショナルタイムに追加点を許し、結局1-4で試合に敗れてしまった。試合後、セルヴェト・チェティンは「GKをやったのは人生初。PKは選手のポジションから推測した。自分の身長があるのでリーチが長い。セーブできたが意味はなかった。試合に敗れてしまったからね」と述べた。

そのセルヴェト・チェティンは32歳の元トルコ代表CB。 個性的で威圧感が漂う風貌さながらの熱いプレーで”サイヴォーグ”との異名も持ち、ガラタサライで長く活躍した後に昨シーズンからエスキシェヒルスポルでプレーしている。

【試合ハイライト】

 

【Qolyインタビュー】J2ジェフユナイテッド千葉DF岡庭愁人が母校の先輩からもらった言葉…未知のコンバートを乗り越え「熱くて、強い選手になる」