2012年、J2の6位ながら昇格プレーオフを制し、劇的な形でJ1復帰を果たした大分トリニータ。しかし、4年ぶりのJ1は彼らにとって、非常に厳しかった。

元日本代表DFの高木和道(神戸)や古巣復帰となる深谷友基(大宮)、また三平和司(京都)が去った右サイドに松本怜(横浜FMから期限付き移籍)を獲得するなど、大分なりの“J1仕様”でシーズンに臨んだが、序盤から低迷。スコア的に引き分けや1点差の敗戦でもそこには「小さくて大きな差」が、特に戦力面から感じられ、ようやく初勝利を挙げたのが12節の新潟戦(3-2)。

夏にMF梶山陽平(FC東京)を補強したものの、J1初挑戦となった3年目の田坂和昭監督は結局打開策を見出せず、終わってみればJリーグワースト記録の通算2勝(勝ち点14も2012年の札幌と並ぶタイ記録)。屈辱のホームゲーム未勝利で一年でのJ2降格を余儀なくされた。

クラブもいまだ財政的に崖っぷちと言える状況だが、そうした中からも下部組織出身のMF為田大貴やDF松原健(ともに現U-21日本代表。松原は今季、新潟へ期限付き移籍)など面白い選手が出てきており、田坂監督が続投する今季、クラブ創設から20周年の節目のシーズンでどのような戦いぶりを見せるのか注目される。

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Oita Trinita 2014 Puma Home

3日に発表された大分の2014モデル。サプライヤーであるPumaの最新テンプレートを使用したオーソドックスなデザインとなっており、ホーム(1st)はチームカラーの青、アウェイ(2nd)は昨季と同様白を採用。ホームはアクセントとして黒を配置し、背番号などにはゴールドを取り入れている、

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Oita Trinita 2014 Puma Away

大分にはもう一つ、黄色がチームカラーとしてあるのだが、同じPumaの山形との差別化もあってかユニフォームカラーに使われることは少ない。

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GKモデルは、黒のホーム、ピンクのアウェイという組み合わせ。

スポンサーは、ダイハツ九州(胸)、ネットワンシステムズ(背中)が継続し、ジェイリース(袖)が新規。パンツはコカ・コーラウエストが別カテゴリーのスポンサーへ移ったため今のところ空白となっている。


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