11日、コパ・デル・レイの準決勝第2戦が行われ、リーガでバルセロナとともに同勝ち点で並ぶアトレティコ・マドリーとレアル・マドリーが再び激突。伝統のマドリードダービーは、第1戦、ホームで3-0の快勝を収めていたレアルがアウェイでもポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの2ゴールにより2-0の勝利を収め、2年連続となる決勝進出を果たした。

昨季は決勝で対戦した両チーム。そのときはアトレティコが延長戦の末にサンティアゴ・ベルナベウでレアルを破って優勝しており、レアルにとっては今回、“絶対に負けられない戦い”を制したと言えるだろう。

ただ、ホームで差を見せつけられた格好のアトレティコファンにとってはもちろん面白いわけがなく、0-2で前半を終えた直後、2つのゴールをPKで決めていたレアルのエースに対しスタンドからこんなものが投げ込まれた。

セルヒオ・ラモスと話をしている最中、頭に何かが当たって倒れ込むロナウド。黄色い物体はどうやらライターだったようで、ロナウドは後半も無事出場したが（75分にヘセと交代）、アトレティコ側に処分が科される可能性が現地で報じられている。

なお、レアル・マドリーは今大会、8試合を戦っていまだ無失点。今季カップ戦要員となっているスペイン代表のカシージャスはこのアトレティコ戦でクラブレコードの公式戦連続無失点記録を862分へ更新している。

【試合のハイライト】

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