2月15日、スカイスポーツは「来月行われるハイチとの親善試合に向けて、コソボ代表がアドナン・ヤヌザイの招集を行う」と報じた。

マンチェスター・ユナイテッドの新星アドナン・ヤヌザイは、ベルギー生まれであるがコソボ系アルバニア人の両親を持つ。トルコやセルビアの権利もあり、さらにイングランドも招集を検討していると報じられている。

そして今回、3月5日の国際Aマッチデーでハイチとの親善試合を行うコソボ代表がアドナン・ヤヌザイを招集することを発表したという。

コソボは2014年1月にFIFAの加盟協会の代表チームと親善試合を行うための許可を受けており、今回が初めての公式マッチとなる。

ただし、コソボはまだFIFAやUEFAの正式な会員にはなっていないため、現状ヤヌザイが代表でプレーしたとしても、他の国に入る権利を失うわけではない。

スカイスポーツ

エロル・サリフ コソボサッカー協会事務局長

「我々はアドナンの家族と協議を行っている。コソボ代表の初めての試合という歴史的な一瞬に、素晴らしいタレントをプレーさせたい。それがたとえ15分であっても、彼にはその義務があると感じている。

私は、これは象徴的なものだと強調しておきたい。試合をプレーすることで、彼に対して何かの約束を求めたりはしない。

これはフレンドリーマッチだ。今後彼が別の国でプレーすることを邪魔するようなことはないだろう。それが我々の目的ではないんだ。しかし、この記録に残る試合で、彼が我々と共にあって欲しいと思っている」

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