コロンビア人選手の国際的な活躍が目に付く昨今だが今度はブルガリアの地で無名選手が鮮烈なデビューを果たした。
22日に行われたブルガリア国内リーグ第24節、リテクス・ロヴェチ対ベロエで、リテクスのコロンビア人FWダニーロ・モレノ・アスプリージャが個人技から見事なゴールを決める。
圧倒的な個人技!
ゴールを決めたモレノ・アスプリージャは1989年生まれの25歳。これまで国内数クラブとウルグアイ1部リーグでのプレー経験があり、昨年はコパ・リベルタドーレスでベスト4に進出したサンタフェに在籍。個人としてはここまで然して目立った成績を残していないが、今年1月にブルガリア1部リテクス・ロヴェチと契約しこの日晴れて欧州でのデビュー戦を迎えると、いきなりこのスーパーゴールでの先制点を含む2発を決めチームの勝利に貢献した。
今年のワールドカップで日本と同組となったコロンビアは先月、絶対的エースのファルカオが重傷を負ったものの、ポルトで活躍するジャクソン・マルティネスを筆頭にカルロス・バッカ(セビージャ/ESP)、テオフィロ・グティエレス(リーベル/ARG)ら強力FWを擁し、代表から遠ざかっている選手のなかにもドイツ・ブンデスリーガの前半戦得点王アドリアン・ラモス(ヘルタ)やポルトガルで得点を量産するフレディ・モンテーロ(スポルティング)らが控えている。
このスーパーゴールを決めたモレノ・スプリージャも代表とは全く無縁というのだから、改めてその層の厚さに驚かされるところだろう。
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