UEFAチャンピオンズリーグのオリンピアコス戦で0-2の敗北を喫したマンチェスター・ユナイテッド。ホームでの2ndレグを残しているとはいえ、デイヴィッド・モイーズのチームは今季苦しい戦いを続けているだけに勝ち抜けが厳しい状況となっている。
モイーズ監督の去就が大きく取り沙汰される中、『Caughtoffside』は「ユナイテッドを去る必要がある10人の選手』をピックアップしているのでご紹介しよう。
"The 10 Players Who Need To Leave Manchester United" by CAUGHTOFFSIDE
香川真司
確かに日本人プレーメーカーはモイーズの下で充分なチャンスを与えられていないが、彼は本当にそれ以上に値するのだろうか?彼はチャンピオンズリーグのグループステージで5試合に先発したが、1ゴールも1アシストも記録していない。彼は戦いに意気込んでいるようには見えないし、夏にドルトムントへ送り返す方が良いだろう。
アレクサンデル・ビュトネル
彼のことは全然見ていないが、それは彼が充分ではないからだ。このオランダ人は少し前へ行こうとし過ぎて、守備面で問題がある。エヴラはおそらく夏で去るだろう。しかし、ビュトネルがエヴラの代わりとなることは無いだろう。
パトリス・エヴラ
先に述べたように、このフランス人との契約は夏に切れるが、彼が契約延長を強く望まれるとは全く想像することができない。エヴラは既に歳であり、オールド・トラッフォードで輝かしいキャリアをエンジョイしたが、ユナイテッドは代わりの選手を獲得することを真剣に考える時だ。
リオ・ファーディナンド
ファーディナンドのスピードは皆無だが、経験とポジションセンスによって許されてきた。最近はボールを抱え込むことが多く、マークを受けているMFへパスするなど判断力もまずい。彼の契約は夏に切れるが、彼は引退すると我々は計算している。
マルアヌ・フェライニ
このエネルギッシュなベルギー人はシーズンの大半を負傷で棒に振っているが、彼がプレーしていた時は本当にひどかった。彼の強さとフィジカルは技術的な能力の欠落を隠しきれていない。エヴァートンではストライカーの背後などでプレーしていたが、そのポジションにはウェイン・ルーニーがいる。彼のユナイテッドでの役割がよくわからない。
マイケル・キャリック
キャリックは他の全ての選手たちが働いた時に機能する。彼の側に戦える選手がいて、ファイナルサードでチャンスを作れるトップクラスのプレーメーカーがいる時、キャリックは中盤で効果的にテンポを刻む。ユナイテッドにはそういう選手たちがいないため、キャリックの横パスやボールを運ぶ力の欠如が試合をスローダウンさせている。
アシュリー・ヤング
このウィンガー(もしかしたら身を投げ出すとして最も有名かもしれない)が試合に影響を及ぼすことはほとんどない。オリンピアコス戦で、彼は特にひどかったし、チームメイトにパスするという単純なことにさえ苦戦していた。
クリス・スモーリング
彼は右サイドバックではないし、ユナイテッドの将来のセンターバックとして充分に見えない。スモーリングの多才さと彼の年齢が彼を現在(クラブに)とどめている。しかし、彼はオリンピアコス戦で自信を失ってしまったように見えた。
トム・クレバリー
クレバリーは中級でそこそこ良い選手だ。それが全てである。ピッチの中心から試合に効果的な突撃や突進を見せることができない。彼は試合を遅らせ、ポゼッションを保ち続けるためにポゼッションし続けている。
アントニオ・バレンシア
ロイ・キーンはユナイテッドの選手に対する批判において時折辛辣になる。しかし、昨夜のITVでの(ロイ・キーンの)仕事は完全に正しかった。バレンシアは完全に並の選手でだ。彼のサイドから生まれたものは実質的に何もなかった。