アビスパ福岡は18日、鹿島アントラーズMF名古新太郎の完全移籍での加入が決定したと発表した。
名古は1996年4月17日生まれの28歳。静岡学園高校から順天堂大学を経て、2018年に鹿島アントラーズでプロ入り。ただなかなか出場機会を増やせず、2021年に湘南ベルマーレへ1年間期限付き移籍した後も状況に大きな変化はなかった。
しかし今季、ランコ・ポポヴィッチ監督が就任すると、攻守両面の幅広い能力を備え、“出し手”にも“受け手”にもなることができる名古はトップ下のレギュラーを獲得。36試合に出場し5ゴールを記録した。
新たに就任する鬼木達監督のもとでも活躍が期待されていたが、28歳のMFはこの冬に移籍することを決断。福岡行きを決めた名古のコメントは以下の通り。
アビスパ福岡公式
「鹿島アントラーズから移籍してきました、名古新太郎です。アビスパ福岡という、魅力があり可能性に満ち溢れているチームでプレーできることを嬉しく思いますし、ワクワクしています。チームの目標達成、そしてタイトルをとるため、1合1試合自分の力を全て出し、戦います。ともに戦い、成長し続けましょう。よろしくお願いします!!」
鹿島アントラーズ公式
「このたび、アビスパ福岡に移籍することを決断しました。ここでは書き表せないほど、本当にたくさんの思いがあります。タイトルをとるため、目の前の試合に勝つために日々の練習から自分のすべてを捧げて戦ってきました。鹿島アントラーズのエンブレムを背負う責任は常に感じてましたし、自分に言い聞かせていました。このクラブで培ったものを、ピッチ内外でこれからも生かしていきます。そして、アントラーズに関わるすべての皆様には感謝してもしきれません。皆様とタイトルをとれなかったことは、僕の実力不足以外の何ものでもありません。本当に申し訳なく思っています。しかし、カシマスタジアムで素晴らしいサポーターとともに戦い、熱い声援で背中を後押ししてくれたことは決して忘れません。僕は次のステップに進みます。一回り二回り、さらに成長して強くなって、その姿を皆様に見てもらえるよう頑張ります。本当にありがとうございました」
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