3月8日、フォックススポーツは「シドニーFCに所属しているイラク代表MFアリ・アッバースは、試合後のインタビューで差別的な攻撃を受けたと話した」と報じた。

アリ・アッバースは1986年生まれの27歳。イラク代表チームの一員として2007年のアジアカップの優勝を経験した左利きのMF。

2008年にオーストラリア州リーグに加入して鮮烈な活躍を見せ、その後ニューカッスル・ジェッツ、シドニーFCでプレー。2012年にはオーストラリアの市民権も獲得している。

問題となっているのは3月8日に行われたシドニーFC対ウエスタンシドニー・ワンダラーズのダービーマッチ。

49分に小野伸二のボレーシュートで先制されるも、その後ジャーマン、ガルシアの得点で逆転。そしてロスタイムにアリ・アッバースがPKでだめ押しの3点目を決め、勝利を決定づけた。

試合中にも時折怒りを見せていたアリ・アッバースは、終了後のインタビューで「差別的な攻撃を受けていた」と話した。

フォックススポーツ

アリ・アッバース

「我々は宗教や文化を攻撃するためにここにいるわけじゃないだろう。サッカーをしに来ているんだ。

もし誰かが宗教を攻撃してきたなら、あるいは誰かが文化を攻撃してきたなら、僕はそれに立ち向かう。それが起こってしまったんだ。我々はそれらを止めなければならない」