昨年夏、8500万~1億ユーロとも言われる前代未聞の移籍金でトッテナム・ホットスパーからレアル・マドリーへ移籍した、ウェールズ代表MFギャレス・ベイル。
序盤戦では怪我もあってプレー機会が少ない状態であったが、その後徐々に存在感を高め、これまで19試合に出場し10ゴールを獲得した。
木曜日にインタビューを受けたベイルは、スペインサッカーの戦術を賞賛しつつ、時間は掛かったものの改善していると話した。
クラブ公式+AFP
ギャレス・ベイル
「大きな違いは、戦術的なプレーにある。全てのチームが良いサッカーをしようとする。イングランドでよく見られるようなロングボールはない。
それがスペインについて思った最も大きな事柄だね。全てがパスとムーブなんだ。僕にとっては新しい経験であり、多くのことを学ぶ機会であり、それを楽しんでいるよ。
首位にいようが下位にいようが関係なく、サッカーをしようとする。それはとてもエキサイティングだ。偉大なリーグであり、ここでプレーできていることも素晴らしい。もちろん、全てのことに慣れるためには、すこし時間は掛かった。しかし、私は本当にサッカーを、そしてスペインの天気を楽しんでいるよ。
私はこれまでの6ヶ月、スペインを楽しんできた。スピードを上げるためには時間は必要だった。しかし、自分のパフォーマンスはかなり上がってきたと思う。
自分の中にはまだまだ引き出せるものがたくさんあると思う。おそらく、努力し続ければもっと良いプレーが出来るだろう。
明らかに我々は素晴らしい順位につけている。しかし、まだ11試合が残っている。我々は全てのゲームで勝ち点を取り、自分たちのパフォーマンスのみに集中する必要がある。上手く行けば、我々は良いプレーを続けられて、目標を達成できるだろう。
チャンピオンズリーグは皆がビッグクラブばかり。ここまで残っているチームの全てに優勝の可能性があるだろう。次にどこと当たろうとも、困難な試合となる」