3月27日、イングランド・プレミアリーグのアーセナルFCは公式サイトで「今夏アメリカツアーを実施し、ニューヨーク・レッドブルズと親善試合を行う」と発表した。7月26日の現地時間17:00キックオフ予定。

ニューヨーク・レッドブルズにはかつてアーセナルで伝説的な活躍を見せた元フランス代表FWティエリ・アンリが所属しているほか、オーストラリア代表FWティム・ケイヒルやブラッドリー・ライト=フィリップスも在籍している。

以前アーセナルとニューヨーク・レッドブルズは2011年にイングランドで行われたエミレーツ・カップで対戦したことがあり、その際には1-1の引き分けという結果になっている。

アーセナルがアメリカを訪れるのは1989年のゼニス・データシステムズ・チャンピオンズ・トロフィー以来25年ぶり。マイアミでインデペンディエンテ(アルゼンチン)と対戦し、2-1で勝利を収めている。

なお、この試合では非常に珍しいことにアーセナルの理学療法士を務めていたギャリー・レヴィンが退場処分を受けている。許可を受けずに負傷したガス・チーザー選手の治療に向かったことにより、ポール・ドミンゲス主審がレッドカードを提示したとのことだ。

クラブ公式

イヴァン・ガジディス アーセナルCEO

「我々は25年ぶりのアメリカ訪問を大いに喜んでいる。ニューヨークでは幻想的なサポートを受ける。そして、我々はファンに生でプレーを見られる機会を提供できることを楽しみにしている。

ティエリ・アンリがレッドブルズのキャプテンであるという事実は、これを特別な試合にしてくれる。また、クラブの関係者全てがそれを楽しみにしている」

アーセン・ヴェンゲル アーセナル監督

「これはまだアーセナルのプレーを生で見たことのないサポーターたちにとって素晴らしいチャンスになるだろう。ニューヨーク・レッドブルズはシーズン途中。したがって、これは良いテストの機会を提供してくれるだろう。

ティエリ(・アンリ)と戦えるのは明らかに素晴らしいことだ。彼は我々のクラブの歴史上、とても特別な選手だ。

私は、選手もサポーターもこれをとても楽しんでくれると思うよ」

ティエリ・アンリ

「言うまでもないことだけど、レッドブル・アリーナでアーセナルを迎えることは、選手としても、そして個人的にも特別な瞬間だ。

以前に言ったことがあるように、これは私の心のクラブだ。アーセナルと私の関係は、次なる素晴らしいステージに進むことになるだろう。

世界で最も偉大な都市であるニューヨークに、アーセナルを迎えられることに我々は興奮している。そして、両チームのファンに試合を楽しんで貰いたい」

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