『VG Sporten』は「元ノルウェー代表DFエリック・ハーゲン氏が、ロシアリーグで八百長事件に関与したと話した」と報じた。

エリック・ハーゲンは1975年生まれの38歳。ノルウェー代表28キャップを保持しているセンターバックで、現在も三部のイェフナケルIFで現役を続けている。

彼は2005年にヴァレレンガからゼニト・サンクトペテルブルクに移籍し、2シーズン半ロシアでプレーした経験を持つが、その際に審判買収に関与したことを明かしている。

VG Sporten

エリック・ハーゲン 元ノルウェー代表DF

(FIFProのレポートでは2012年からの調査で、ロシアでプレーした177選手のうち、10%以上が八百長に関与し、43.5%が八百長行為が行われていることを認知していました)

「ゼニトはUEFAカップを戦っていた。我々のメンバーのうちの一人が審判と知り合いだった。それは単にそれだけなら特に問題ないことだが。

我々は12000ドルという法外な勝利ボーナスを設定されていた。試合の前に、ある選手が『各々が3000ドルのボーナスを審判に与えるべきだ』と話した。我々が勝利できるようにね。

私は立ち上がって、それがいかに非常識なことであるかを訴えた。しかし、選手たちはそのようにすることに合意した。そして。奇妙なオフサイドの判定のあと4つのゴールが生まれた。相手にとっては災難だった。そして私にとってもだ。腹が立って鏡とドアを壊した」

(しかし、あなたも審判に支払いを?)

「ああ。審判に3000ドルの勝利ボーナスを支払った。私もね。チームメイトは近づいてきて私に言った。『こんなことは二度と起こらないよ』と」

また、2005年から2006年までルビン・カザンでプレーしたノルウェー人MFイェルゲン・ヤランも、不自然な状況に遭遇したことを認めているとのこと。

VG Sporten

イェルゲン・ヤラン 元ノルウェー代表MF

「多くのエピソードがあった。ピッチに出て、どうやってもこの試合の結果は決まっているなと思うことは普通だった。

あるアウェイゲームのことだ。相手は我々よりも上の順位だった。基本的には接戦になるに違いない。しかし、我々は早い時間帯で簡単にゴールを奪った。その直後にも容易にPKを奪って2-0になった。最終的に、我々は5-1で勝利を収めた。

ドレッシングルームの空気は特別なものだった。普通はエネルギーで満ちあふれているものだが、あのときは静寂に包まれていた。誰もが、何が起こったのかと考えていた。

私より前にルビン・カザンに所属していた外国人選手は、試合前に『相手のペナルティエリアで横たわるのが賢明だろう』と言った。彼らのうちの一人はそれを2度行い、2度PKを奪った」

「我々はコーカサスで試合を行うためにホテルに滞在していた。突然、我々の主将と副主将が扉をノックした。その手には、アイロンがかけられたドル紙幣の束があった。それは我々に勝って欲しいと思っていたチームからだった。

我々はそれを実行し、スタメンだった選手は7000ドル、ベンチスタートの選手は4000ドルを得た」

なお、彼らのコメントに対して、疑惑の審判は「ばかげている話だ」と八百長の存在を否定。ゼニト・サンクトペテルブルクの広報担当者も「ゼニトは常にフェアプレーの原則に守られており、公正である」と答えているという。