サッカー選手にとって、あるに越したことのない能力の一つが「足の速さ」だろう。ロナウド、そしてティエリ・アンリの出現以降、非凡なアスリート能力に類稀なテクニック、さらには決定力を備えたアタッカーが目立ち始め、現在ではリオネル・メッシとクリスティアーノ・ロナウドの二人がサッカー界の頂点に君臨している。
そうしたなか、スペインの『Mundo Deportivo』が先日、「世界最速のフットボーラー10人」を公表。「FIFAの調査によるもの」と書かれているのだがFIFAの公式サイトなどには載っておらず、いつの間にそんなデータを採取したのかも不明だ。ただ、ランキングとしてはなかなか興味深いものだったので紹介してみたい。(km/hは時速○○キロ)
10.アレクシス・サンチェス(バルセロナ) 30.1 km/h
9.アリエン・ロッベン(バイエルン) 30.4 km/h
8.フランク・リベリ(バイエルン) 30.7 km/h
7.ウェイン・ルーニー(マンチェスター・ユナイテッド) 32.2 km/h
6.リオネル・メッシ(バルセロナ) 32.5 km/h
5.セオ・ウォルコット(アーセナル) 32.7 km/h
4.クリスティアーノ・ロナウド(レアル・マドリー) 33.6 km/h
3.アーロン・レノン(トッテナム) 33.8 km/h
2.ギャレス・ベイル(レアル・マドリー) 34.7 km/h
1.アントニオ・バレンシア(マンチェスター・ユナイテッド) 35.1 km/h
足の速さだけならアフリカ系などで信じられないようなスピードを持つ選手が少なからず存在するため、おそらく有力クラブに絞られている今回のランキング。
スピードスターと呼ばれる選手が名を連ねるなかでトップに立ったのは、香川真司の同僚であるエクアドル代表の快速アタッカー、バレンシア。彼が卓越したスピードを持つことは周知の事実であるが、このベイルより上というのは果たして?
なお、世界最速の男、ウサイン・ボルトのスピードは37.6 km/hとのこと。