ピッチレベルでは4月から登場する予定だが、一部のショップなどでは既に販売が開始されているadidasのスパイク、2014年春の新作を紹介。
「アースパック」と名づけられた今回のニューモデル。
adidasが誇る4種類のスパイクには、今年W杯が開催されるブラジルの熱帯雨林をイメージしたカラーリングが採用されている。
まずは、バスティアン・シュヴァインシュタイガーが先日の試合で一足早く着用したadidasのスピード系モデル、「アディゼロ F50」。新色は蛍光イエローをベースにした、グロー×アースグリーン×ソーラーゼスト。ルイス・スアレスやアリエン・ロッベン、香川真司などが着用する。
なお、「アディゼロ F50」の二枚看板であるリオネル・メッシとギャレス・ベイルは、メッシがバルサの通算得点記録更新を記念した特製スパイク、ベイルも下で紹介する「クレイジーライト」を今のところ履いている。
90分間ピッチを走り回るような“エンジン”プレーヤ-向けのタフネス系モデル、「ナイトロチャージ 1.0」の新色は、アースグリーン×ランニングホワイト×ソーラーゼストという渋めのカラーリング。
着用者は、ダニエウ・アウヴェスやハビ・マルティネス、マヌエル・ノイアーなどだが、昨年秋ごろから徐々に増えており、スティーヴン・ジェラードが「プレデター」、セレッソ大阪のディエゴ・フォルランも「アディゼロ F50」からこの「ナイトロチャージ」へそれぞれ移行した。
サンバコレクションではピンクが印象的だった「プレデター リーサルゾーン」。ダビド・シルバやフアン・マタ、エディン・ジェコなどが履くコントロール系モデルの新色は、ランニングホワイト×アースグリーン×ソーラーゼスト。
ここまでのラインナップや今季のレアル・マドリーのウェアなどを見ても分かる通り、2013-14シーズンのadidasはオレンジが一つの“キーカラー”である。
フィリップ・ラームやシャビ・アロンソ、内田篤人などが使用しているフィット系モデル、「アディピュア 11プロ」も今回のアースパックにエントリーされているが、このブラック×ランニングホワイト×ソーラースライムは日本では既に「パティーク 11プロ」の初期カラーとして昨年11月から販売されており目新しいものではない。
これらのスパイクは冒頭に書いた通り、4月からの試合で数多く見られるようになる。
そしてこちらは、adidasが先日発表したフットボール史上最軽量のスパイク、「アディゼロ F50 クレイジーライト」。
重さは片足わずか135グラム!(※FGモデル、27.5cm)
これまでの最軽量モデルからさらに20%の軽量化に成功したとのことだ。
アッパーは極限の軽量化がなされた「ウルトラライトウェイトアッパー」を採用。とにかく薄く、軽い。
ヒール部分には“crazylight”の文字。ヒールカウンターと一体型のアウトソールには最新の「スピードトラクションスタッド」を導入している。
見た目からして強烈なカラーリングは、ソーラースライム×ソーラーゼスト×ブラックという配色。
レアル・マドリーのベイルが試合でも着用している、「アディゼロ F50 クレイジーライト TRX FG」。
日本ではサッカーショップKAMOなどで既に販売が開始されており、価格は25,000円(税抜)となっている。(※サイズは26.0cm、27.0cm、28.0cmのみ)