4月5日、『Globo』は「元フランス代表FWニコラ・アネルカは、ブラジル1部のアトレチコ・ミネイロと入団に向けた交渉を行っている」と報じた。

ニコラ・アネルカは1979年生まれの35歳。アーセナルやレアル・マドリー、パリ・サンジェルマン、チェルシー、ユヴェントスなど多くのビッグクラブに所属した経験を持つ元フランス代表ストライカー。

今季はイングランドのWBAでプレーしていたが、昨年末のウェストハム戦で反ユダヤ的ジェスチャーを行ったことで大きな騒動を起こし、5試合の出場停止処分を受け、最終的には先月契約を解除し退団した。

現在は所属クラブがない状態であるため、移籍マーケットの期間に関わらず彼の獲得は可能な状態となっている。アトレチコ・ミネイロは現在リベルタドーレス杯2連覇を目指しており、そのために経験のあるアネルカの引き入れを考えていると報じられている。

しかし、同日アトレチコ・ミネイロの会長を務めているエドゥアルド・マルフ氏はアネルカの獲得については否定。経済的に手が出る存在ではないと話したという。

Globo

エドゥアルド・マルフ

「ニコラ・アネルカは欧州トップレベルの選手であり、高価な存在だ。我々に彼を買う経済的な余裕はない」

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