チェルシーは好調アトレティコ・マドリーを牽引する25歳のストライカー、ジエゴ・コスタを巡るモナコとの獲得争いで移籍金がつり上げられるリスクを恐れていないようだ。

『Mail on Sunday』によると、モナコは同選手に1週間あたり非課税の15万ポンド(約2500万円)というサラリーだけでなく、入札の際に4000万ポンド(約68億円)の切り札も用意しているという。

ジエゴ・コスタは彼の母国であるブラジルではなくスペイン代表を選択しており、ジョゼ・モウリーニョ監督率いるチェルシーが最も欲しがっている選手の一人である。チェルシーは土曜日にホームで行われた試合でストークを3-0で下し、暫定ながらプレミアリーグの首位に返り咲いたが、今季ここまでのリーグ戦でFWが決めたゴールはわずかに17(エトーが8点、トーレスが4点、バが3点、そしてサラーが2点)。65という総得点の3分の1にも満たず、前線の強化は来季に向けた最重要課題となっている。

リーグアンでPSGに次ぐ2位をキープするモナコは昨年夏の移籍市場においても、当時アトレティコ・マドリーに所属していたラダメル・ファルカオに対してチェルシーより高値をつけており、こうした移籍は大陸のクラブがプレミアリーグのビッグクラブといかに戦っているかという様相も表している。


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