12日に行われたJ1第7節、セレッソ大阪対ガンバ大阪の“大阪ダービー”でセレッソのウルグアイ代表FWディエゴ・フォルランが2ゴールを決めた。

まずは前半21分、セレッソらしいパスワークからGKのタイミングを外した巧みなシュートで先制点。

1-2と逆転された後半17分には得意のFKから。

Jリーグ開幕からなかなかチームと噛み合わず無得点が続いたフォルラン。しかし第4節の鹿島アントラーズ戦でJ初得点を記録して以降、尻上がりに調子を上げており、ゲームメイクからフィニッシュまでこなす攻撃の中心となりつつある。

前回ワールドカップでMVPを獲得後、クラブチームでは目立った結果を残せずモチベーションの低下や衰えも指摘されてきたが、日本では頻繁に観光地に足を運ぶなどその表情は異なる文化を学ぶ意欲に満ちており、その精神面での充実と刺激がフットボールにも良い影響を及ぼしているのかもしれない。そしてこの“大阪ダービー”での2ゴールでさらにサポーターの心を掴んだことであろう。

試合はガンバの阿部浩之も2ゴールを記録し、2-2の引き分けとなっている。

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