本日12日、ヤンマースタジアム長居で行われた、セレッソ大阪とガンバ大阪による大阪ダービー。昨年ガンバがJ2で一年を過ごしたため、2シーズンぶりとなった大阪の雌雄を決する戦いは、セレッソのディエゴ・フォルラン、ガンバの阿部浩之が2ゴールずつを決め、2-2の引き分け。チケットが完売した会場には、ダービー史上最多となる42,723人が詰め掛けた。

その大阪において、両クラブに続く存在として最近注目されているのが、奈良クラブなどと同じ地域リーグの関西1部(5部相当)に所属するFC大阪である。

地名に「フットボールクラブ」を冠したシンプルな名称のFC大阪。運営するセールスプロモーション会社の草サッカーチームとして発足し、サッカークラブを一つのコンテンツととらえることで他のクラブとは違ったビジネスモデルを展開。クラブはスポンサー収入やイベント収入、さらにグッズ販売、スクール運営などの収入により運営されており、入場料は今のところ無料となっている。

もちろん地域リーグではそれは珍しくないが、FC大阪の場合は、山瀬幸宏、近藤岳登、紀氏隆秀といったJ1経験者を補強し、今年からブラジルの名門グレミオと提携。他にポルトガルやトルコのクラブとの業務提携も行っており、興味深い存在であることは確かだろう。

ブラジル選手も複数在籍しており、明日13日のリーグ開幕戦に向けた最近のトレーニングマッチでは、カマタマーレ讃岐、ガイナーレ鳥取といったJクラブに勝利。実力的にも高いものがあるようだ。

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FC Osaka 2014 gol. Home

そのFC大阪は今年、J2のFC岐阜やJ3のSC相模原をサポートしているゴル(gol.)とサプライヤー契約を締結。チームカラーを昨季までの赤から水色へ変更した2014モデルは、クラブエンブレム上部にある「スター」をユニフォーム全体に反映したデザインとなっている。

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FC Osaka 2014 gol. Away

アウェイは白でFP・GKともに同じテンプレートを採用。胸スポンサーは、バイオバンク(OM-X)が務めている。

現役時代はガンバ大阪で活躍をした森岡茂監督のもとリーグ連覇がかかる今季、開幕戦の相手は阪南大クラブ。試合は13時にキンチョウスタジアムでキックオフされる。


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