12日、今季のプレミアリーグ優勝を争う大一番でマンチェスター・シティを破り、24年ぶりの頂点に大きく前進したリヴァプール。今年に入ってからリーグでは13勝2分と無敗、現在10連勝中と、もはや優勝に向けて“ノンストップ"といった印象である。

チームのベースとなっているのはボールポゼッションを重視した攻撃的なスタイルで、34試合で93得点というリーグ最高の得点力を誇る。その中心はもちろんルイス・スアレスとダニエル・スターリッジのコンビ、通称「SAS」(“Suarez And Sturridge"。世界的に有名な英国陸軍の特殊空挺部隊とかけている)だが、彼らに負けない輝きを放っている選手の一人がフィリペ・コウチーニョだろう。

2013年1月にインテルから加入したブラジルの若き天才MFは背番号10を与えられ、ブレンダン・ロジャーズ監督のサッカーに瞬く間にフィット。2シーズン目となった今季はここまで、29試合に出場。シティ戦では2点差を追いつかれて迎えた78分、決勝点となる見事なゴールをたたき出した。

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そんなコウチーニョ、21歳ながら既に結婚しており、アイネ夫人がシティ戦の勝利を受けて、こんな動画を自身のInstagramで公開している。

二人の息子が歌っているのは、パパのチャントである“Coutinho-o-o-o"と、“We are Liverpool""tra la la la la"の部分。

これ以上ない声援を受けたコウチーニョが、リヴァプールを悲願の「プレミアリーグ初制覇」に導けるか。すべては残り4試合にかかっている。


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