今年、ブラジルW杯に出場するオランダ代表のルイス・ファン・ハール監督は、アーセン・ヴェンゲル監督のアーセナルでの状況を観察しているようだ。
アヤックスやバルセロナ、バイエルンといった一流クラブで実績を残し、現在は母国の代表チームを率いている62歳のファン・ハール監督。『People』によると、彼は自分が新天地に行く決断をする前に、ヴェンゲル監督が進退を表明することを待っているという。
ファン・ハールはこの夏、イギリスに渡りトッテナムでティム・シャーウッド監督からその座を引き継ぐと言われているが、同じロンドン、しかもトッテナムのライバルクラブであるアーセナルのヴェンゲル監督がチームを去る可能性をいまだ考慮している。
また、今季リーグで既に10敗を喫しているマンチェスター・ユナイテッドもデイヴィッド・モイーズ監督との関係に疑念を抱いており、プレミアリーグでファン・ハール監督が就任する可能性があるもう一つのクラブとなっているとのことだ。