4月15日、ナショナル紙は「ガルフ・ファイナンス・ハウスがリーズ・ユナイテッドの株式の75%の売却を発表した」と報じた。

かつてイングランドの強豪として名を馳せたリーズ。財政難から低迷を続け、下部リーグに転落していたチームは、2012年11月にバーレーンの投資会社ガルフ・ファイナンス・ハウス(GFH)の子会社GFHキャピタルズに買収されていた。

しかしそれからわずか1年でGFHキャピタルズの経営状態が悪化し、リーズの株式を売却する計画が発表されていた。

そしてその売却先となったのが、イタリア・セリエAのカリアリのオーナーとして知られるマッシモ・チェリーノ氏が所有するエレオノラ・スポーツ・リミテッドである。

主にイタリア、フランスで食料品の流通を行っている企業複合体グルーポ・チェリーノを経営している実業家であり、2010年にはバーミンガム・シティの買収にも乗り出していたが、その際には失敗している。

過去に脱税での摘発歴があることから、リーグから株式の取得を拒否され手続きが一時停止されることにもなったが、最終的にはそれが認められる運びとなった。

現在イングランド2部・フットボールチャンピオンシップを戦っているリーズは現在16位。降格の可能性は少ないものの、今季での昇格については既に可能性を失っている。

【厳選Qoly】なぜ?日本代表、2024年に一度も呼ばれなかった5名

ラッシュフォードの私服がやばい