アーセナルは所属するDF、ローラン・コシェルニを引き留める争いに直面している。
ドイツ代表のペア・メルテザッカーとともにガナーズの最終ラインを支えているコシェルニ。『Telegraph』によると、バイエルン、PSG、モナコといったクラブが彼を狙っているという。
28歳のフランス代表DFは、2012年にアーセナルとの契約更新にサインをしており、2017年までの契約となっている。よって、彼を獲得するためには2000万ポンド(およそ34 億円)以上の違約金が必要であるが、彼の現在の契約はアーセナルのセンターバックでコンビを組むメルテザッカーやヴェルマーレンと比べれば圧倒的に低額で、そのことに対し彼が満足しているとは言い難いようだ。
CL連覇を目指すドイツ王者のバイエルンは世界屈指の戦力を抱えているが、センターバックに関してはやや隙のある陣容。また、PSGはユヴェントスのポール・ポグバなどフランス代表の有力選手に注目しており、“レ・ブルー”のレギュラーであるコシェルニは気になる存在に違いない。豊富な資金を持つモナコも守備陣はリカルド・カルヴァーリョ、エリック・アビダルといった30代半ばの選手が主力を務めており、来季に向けた補強ポイントの一つとなっている。