大一番を前に気合いが入るクラブやサポーターというのは万国共通。ダービーマッチともなれば尚更で、様々な演出で選手や試合を盛り上げるが、その中でも特徴的なものの一つがコレオグラフィだろう。
4月17日に行われたクパ・ロムニエイ準決勝第2戦、ディナモ・ブカレスト対ステアウア・ブカレストのブカレスト・ダービーで、ディナモのサポーターたちがこんなコレオを披露した。
第1戦に2-5で敗れたチームを奮い立たせるため、モーリス・ラヴェルの名曲『ボレロ』の生演奏とコレオを組み合わせた壮大な演出で試合を盛り上げた彼ら。これにはディナモを率いるフラヴィウス・ストイカン監督も感心の笑顔を浮かべていたが、残念ながら試合は1-1の引き分けに終わっている。
なお、宿敵を打ち破ったステアウア・ブカレストは決勝戦、リーグでも優勝を争う瀬戸貴幸の所属するアストラ・ジュルジュと対戦する。