現地時間22日、UEFAチャンピオンズリーグ準決勝1stレグが行われ、アトレティコ・マドリーがチェルシーと対戦した。
負傷者が相次ぐチェルシーは、この試合でもペトル・チェフとジョン・テリーが途中交代。さらにはフランク・ランパードとミケルが累積警告を受け次節出場停止となったが、アウェイで0-0という最低限の結果を残した。
最後まで結果にこだわった、いかにも“らしい”サッカーを見せたモウリーニョ監督だが、モウリーニョ政権下でのチェルシーのUCL準決勝の成績がこれまた“らしい”そうな。
・04-05準決勝
1stレグ:チェルシー0-0リヴァプール
2ndレグ:チェルシー0-1リヴァプール
・06-07準決勝
1stレグ:チェルシー1-0リヴァプール
2ndレグ:チェルシー0-1リヴァプール(1-4 on penalty)
・13-14準決勝
1stレグ:チェルシー0-0アトレティコ・マドリー
2ndレグ:チェルシー?-?アトレティコ・マドリー
合計480分:1得点
なんと、チェルシーでの準決勝ではほとんど得点をとっていないモウリーニョ監督。
ちなみにモウリーニョ監督はこれが通算9度目準決勝となるが、準決勝との相性自体はそれほど良いわけではない。
【UCL準決勝におけるジョゼ・モウリーニョ監督の全成績】
03-04シーズン:準決勝突破(優勝)
04-05シーズン:準決勝敗退(ベスト4)
06-07シーズン:準決勝敗退(ベスト4)
09-10シーズン:準決勝突破(優勝)
10-11シーズン:準決勝敗退(ベスト4)
11-12シーズン:準決勝敗退(ベスト4)
12-13シーズン:準決勝敗退(ベスト4)
13-14シーズン:???
準決勝突破率:28.5%
その守備的な戦い方から、こんなパロディも作られてしまったモウリーニョ監督。
BREAKING: Chelsea have changed their badge after last night's game. pic.twitter.com/FmLIf52gKI
— Coral (@Coral) 2014, 4月 23
チェルシーの監督としては自身初となるUCL決勝の舞台に進出することははたして可能なのだろうか。