現地時間23日に北中米カリブ海地域のクラブNo.1を決めるCONCACAFチャンピオンズリーグ決勝の第2戦、トルーカ対クルス・アスルが行われ、クルス・アスルがメキシコ勢対決を制して今年の北中米カリブ海王者に輝いた。

先週行われた第1戦を0-0で折り返し迎えたこの試合。スコアレスで迎えた前半終了間際、アウェイのクルス・アスルは元アルゼンチン代表FWマリアーノ・パボーネのゴールで先制すると後半、トルーカもパラグアイ代表FWエドガル・ベニテスが角度のないところから豪快に決めて同点とし、なおも終盤に猛攻を仕掛ける。しかしそのまま試合は終了し、2試合合計1-1、アウェイゴール(2倍)ルールの適用によりクルス・アスルの優勝が決まった。

クルス・アスルの優勝は「チャンピオンズカップ」の名称で行われていた1997年以来6度目、08/09シーズンに改編された現行システムでは初。また、これまで同大会5度の優勝は同国のライバル、クルブ・アメリカと並ぶタイ記録だったが、これで単独で最多となった。そしてこの優勝によりクルス・アスルは年末にモロッコで開催されるクラブ・ワールドカップへの出場権を得ている。

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