トッテナムの守護神、ウーゴ・ロリスが今季限りで退団することを決意したと『Daily Mail』が報じている。
フランス代表のロリスは今季35試合にフル出場。指揮官の信頼も厚くクラブとしては絶対に手放したくない選手だが、チャンピオンズリーグでプレーすることを望んでおり、今季終了後に退団を願い出る可能性があるようだ。
ロリスの獲得を目指すクラブとして、今季限りでスペイン代表GKのビクトル・バルデスが退団するバルセロナの名前が浮上している。バルセロナが新しいGKを探している事は周知の事実であり、代表経験や実績のあるロリスであれば打ってつけと言える。しかし、ボルシアMGのマーク=アンドレ・テア・シュテーゲンの獲得が間近に迫っているとも報じられており、バルセロナが獲得に動くかどうかは微妙である。
また、マンチェスター・シティも移籍先候補と噂されている。『L'Equipe』によれば、マンチェスター・シティがイングランド代表GKのジョー・ハートとのトレードを望んでいるという。しかし、プレミアリーグでは選手同士が直接トレードされるケースはあまりなく、トッテナムよりもシティにメリットがあると目されるため、移籍が実現したとしても何らかの付帯条件が着くことが濃厚だ。