リヴァプールを抜き去り首位へ浮上したシティを支える原動力は紛れもなくコートジボワール代表のヤヤ・トゥレだ。ミッドウィークに行われたアストン・ヴィラ戦のロスタイムにもゴールを決めており、シーズン20ゴールを達成している。
プレミアリーグが発足して22年が経過したが、トゥレの今季のゴール数は歴史に残る数字であることは間違いない。『Caughtoffside』がプレミアリーグで最もゴールを奪ったMFのベスト5を発表しているのでご紹介しよう。
5位 セスク・ファブレガス (15ゴール/2009-10)
国籍: スペイン
当時の所属: アーセナル
今もなおグーナーに愛されているスペイン代表MFが「アタッカー」としての才能を開花させたのはこの2009-10シーズン。自信発の二桁ゴールを達成し、チームを牽引した。
3位 アンドレイ・カンチェルスキス (16ゴール/1995-96)
国籍: ロシア
当時の所属: エヴァートン
マンチェスター・ユナイテッドで活躍したイメージの強い元ロシア代表だが、意外にもキャリアハイのゴール数はユナイテッドを退団した直後のエヴァートンで達成している。
3位 スティーヴン・ジェラード (16ゴール/2008-09)
国籍: イングランド
所属: リヴァプール
リヴァプールの大黒柱はこのシーズンいつものセントラルMFではなくフェルナンド・トーレスの背後でプレー。16ゴールを奪う活躍を見せ、相手チームに脅威を与えた。
2位 ヤヤ・トゥレ (20ゴール/2013-14)
国籍: コートジボワール
所属: マンチェスター・シティ
リヴァプールが快調に首位を走る中、消化試合が少ないチームとして不気味な存在でありつづけた今季のシティ。トゥレは首位浮上を祝うかの如く20ゴールを達成した。
1位 フランク・ランパード (22ゴール/2009-10)
国籍: イングランド
所属: チェルシー
プレミアリーグ史にその名が刻まれているのはブルーズの現役レジェンド、フランク・ランパードだ。2003年から2013年まで10シーズン連続で10ゴール以上をマークしており、このシーズンはチェルシーの2冠達成を導いている。