11日に最終節が行われ、マンチェスター・シティの優勝で幕を閉じたプレミアリーグ。カーディフ・シティに2-1の逆転勝利を収めたもののリーグ3位に終わったチェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督は、来季に向けて前線の見直しに力を入れている。

『London Evening Standard』によると、チェルシーは既存のFW陣の移籍金により補強資金を増やすことを目指しており、特にエヴァートンで活躍するロメル・ルカクは他クラブへの移籍に加え、MFロス・バークリーやDFジョン・ストーンズといったエヴァートンの有望株とのトレードに使われるかもしれないという。

20歳のルカクは今季エヴァートンへローンされ、チームトップの15ゴールをマーク。この得点数はチェルシーで今シーズンを戦ったFW、サミュエル・エトー、デンバ・バ、フェルナンド・トーレスらよりも多い。

ただ、彼の価値はまだエヴァートンが誇る俊英たちの移籍金には見合っていないみられ、様々な選択肢が考えられるようだ。

モウリーニョ監督は、3200万ポンド(およそ55億円)でアトレティコ・マドリーのストライカー、ジエゴ・コスタの獲得に迫っており、他にもPSGのエセキエル・ラベッシ、バイエルンのマリオ・マンジュキッチらの獲得を視野に入れている。

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