今季のプレミアリーグで上位を賑わせた複数のクラブが、バルセロナに所属する23歳のウィンガー、イサーク・クエンカを追っている。
2012-13シーズン後半、アヤックスへのローンを経て、昨年夏にバルサへ復帰したクエンカ。しかし、度重なる負傷もあり、今季トップチームでの出場はゼロに終わった。『Daily Star Sunday』によると、彼は現在の状況、特にクラブから温かいサポートを得られていないことに幻滅しており、長く過ごしたカタルーニャのクラブをこの夏に離れるのではないかと噂されている。
これに関してクエンカは次のように話しているという。
「僕の契約はあと1年残っているけれど、残留するかは分からない。ただとにかく、もっと試合に出たいんだ」
リヴァプール、アーセナルという来季CLに出場するイングランドの強豪クラブが1月ごろから同選手への関心を強めているほか、トッテナムも彼に興味を示している模様。ただ、ティム・シャーウッド監督の解任によりトッテナムはチーム状況の大きな変化が予想されるため、このチャンスをものにする見込みは少ないとみられている。