リヴァプールの経営陣は、レギュラーとして活躍する右サイドバック、グレン・ジョンソンとの契約更新に反対しているようだ。
ジョンソンは以前から契約更新の話がないことへの不満を漏らしているが、『Daily Star』によると、リヴァプールは彼との契約をこのまま更新せず、1週間あたり11万ポンド(およそ1900万円)の契約で残りの12ヶ月を消化させるつもりのようだ。
プレミアリーグの優勝争いを繰り広げたチームで29試合に先発出場し、来月開幕のブラジルW杯にもイングランド代表として出場する29歳のジョンソン。しかし今季、アカデミー出身のジョン・フラナガンがメキメキと台頭を表し、「赤いカフー」と呼ばれるまでに成長。21歳の若手にスタメンの座を託す目途が立ちつつある。
ただ、来季チャンピオンズリーグに出場するチームにおいてジョンソンの能力や経験が必要であることも事実のため、ブレンダン・ロジャーズ監督は彼の売値が400万ポンド(およそ7億円)に上ろうとも、この夏に売り払う予定はないとのこと。その代わりにロジャーズ監督は来季、彼が無償で移籍するまでに残された期間も闘志あふれるパフォーマンスを見せてくれることを願っているという。