『Gazetta dello Sport』は「スペイン人指揮官ウナイ・エメリ氏の招聘に動いているACミランであるが、交渉は時間との戦いとなっている」と報じた。
今季ヨーロッパリーグの出場権も逃し、失敗のシーズンとなったACミラン。現在チームを率いているクラレンス・セードルフ監督との契約はまだ残っているものの、クラブ側は指揮官の交代を考えて動いている。現在その有力な候補となっているのが、リーガエスパニョーラのセビージャを率いているウナイ・エメリ氏である。
しかし、その交渉は時間との戦いになりそうだという。
ウナイ・エメリ氏はすでにセビージャから契約延長のオファーを受け取っており、現在はACミランからのオファーを待っている段階にあるとのこと。
ところが、ミランの会長であるシルヴィオ・ベルルスコーニ氏、そして共同経営者のバルバラ・ベルルスコーニ、CEOアドリアーノ・ガッリアーニ氏の会談は来週末まで行われる予定はなく、オファー待ちの締め切りと予想されている火曜日を大幅に過ぎてしまう。
ウナイ・エメリ氏はミランを指揮することに興味は持っているというが、当然セビージャを離れなければならない理由もない。この時間に関する問題が解決されない限り、ACミランにとっては不利な交渉になると予想されている。
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