バルセロナがマンチェスター・ユナイテッドに所属するスペイン代表MF、フアン・マタへの接触を試みているとスペイン国内で報じられている。
スペインの新聞『AS』によると、セスク・ファブレガスの今夏での移籍説に加えチャビ・エルナンデスもキャリアの晩年に差し掛かり、将来の不透明さゆえにマタの名前が浮上した。
マタはルイス・エンリケ新監督がバルセロナにもたらすサッカーにふさわしい選手だと言われており、クラブもマタに関して以前から調査を行っている。バルセロナは同選手が2010年にバレンシアを離れチェルシーに移籍した際や、チェルシー在籍中の昨年にも興味を示している。その後、1月にマタはチェルシーを離れ、ユナイテッドへ移籍した。
左利きの彼のプレースタイルはバルセロナにとって魅力的であり、獲得のためにはラフィーニャ(セルタ)やジェラール・デウロフェウ(エヴァートン)といったマタに近いタイプのローン選手を活用することも考えているようだ。
なお、スポーツディレクターのアンドニ・スビサレッタはGKホセ・マヌエル・ピントの退団が決まったことで、レアル・ソシエダの守護神、クラウディオ・ブラボとの交渉も開始したと言われている。