5月16日、『Skysports』は「マンチェスター・ユナイテッドのスペイン代表MFフアン・マタは、なぜ上手く行かなかったのかは分からないと話した」と報じた。
フアン・マタにとって、今季は波乱のシーズンだった。前半戦はチェルシーに所属していたが、ジョゼ・モウリーニョ監督からあまり高い評価を得られず、レギュラーではなかった。
冬には不振にあえいでいたマンチェスター・ユナイテッドへと移籍。3700万ポンドという超高額の移籍金が支払われたことから、クラブの救世主になるのではないかと期待を受けたものの、状況を一変するまでには至らなかった。
しかしマタは今季を振り返って「自分が成長したシーズンだ」と話し、来季の復活を誓った。
『Skysports』
フアン・マタ
「なぜ物事が上手く行かなかったのか。それは僕には分からない。我々は思っていたほどの結果を得られなかった。特にオールド・トラッフォードでね。
他のチームでプレーしていたとき、ここはビジター・チームにとっては最もやりにくい場所の一つだと記憶していた。我々はそこに戻る必要がある。それは重要なことだよ。
アウェイゲームでは結果を出した。我々はアウェイゲームに限ればベストチームだった。だから、鍵はホーム、オールド・トラッフォードでの信頼性を取り戻すことなんだ。我々は今シーズン起こってしまったことを繰り返さないようにしなければならない。
我々は再びマンチェスター・ユナイテッドにならなければいけないんだ。過去数年間プレミアリーグのタイトルを争った、あのマンチェスター・ユナイテッドにね。我々はもう一度やれる。ドレッシングルームではそう信じている。
(チェルシーからマンチェスター・ユナイテッドへ、シーズン中に移籍した)
学習の一年だった。クラブを替わることは非常に難しかった。我々はいくつかの素晴らしい試合をしたが、また同じようにとても悪い試合もあった。その中から僕は多くを学んだ。人生に新しい経験を加えた。
これまでのキャリアでは経験したことのないシチュエーションだった。あまり出場機会がもらえない時期があったことも含めてね。
それは僕を強い男に変えた。自分は人間として成長したと感じる」