アーセナルがレアル・マドリーのMF、サミ・ケディラの獲得を検討していると報じられている。『Mirror』によれば、アーセン・ヴェンゲル監督はバルセロナのMF、セスク・ファブレガスを連れ戻すよりもケディラを獲得する方が移籍金が安く済むため、ケディラの方へオファーしようと考えているとのこと。

アーセナルはミケル・アルテタの代わりを務められる選手を探しているといわれており、クラブもバルセロナへ移籍したセスクがファーストオプションと考えている。しかし、セスクを連れ戻すためには少なくとも3000万ポンド(約52億円)が必要になるため、獲得に動くか思案しているようだ。

しかし、ドイツ代表のケディラの移籍金はそれほど高くはない。27歳のケディラを獲得するには1500万ポンド(約26億円)が必要と考えられており、セスクの半額で済むというメリットがあるようだ。しかし、ケディラ獲得が必ずしも最適とは限らない。アーセナルは1月のマーケットでケディラ獲得に向かうのではないかといわれていたが、ケディラは11月に右膝の前十字靭帯断裂という大怪我を負ったため話は消えている。ようやく復帰しチャンピオンズリーグのファイナルにも先発したが、コンディションを取り戻すのに時間がかかるとみられている。

【Qolyインタビュー】J2ジェフユナイテッド千葉DF岡庭愁人が母校の先輩からもらった言葉…未知のコンバートを乗り越え「熱くて、強い選手になる」