5月28日、『Africanfootball』は「アル・アハリに所属しているエジプト代表DFワイル・ゴマーは、現役を引退することを発表した」と報じた。

ワイル・ゴマーは1975年生まれの38歳。2001年にエジプトの名門アル・アハリに移籍し、その後半年間のカタールへのレンタル移籍を挟みつつ、14シーズンに渡って活躍し続けてきた。クラブ・ワールドカップにも5度の出場を果たしている。

またエジプト代表としても今年まで招集を受けており、113試合1ゴールという記録を持つ。これまで4度のアフリカ最優秀ディフェンダー賞を獲得している、伝説的なセンターバックである。

なお、エジプト代表113capは歴史上6位の記録。1位はMFアハマド・ハッサンの184cap。以下、2位はホッサム・ハッサン(176cap)、3位はイサム・エル・ハダリー(140cap)、4位はイブラヒム・ハッサン(128cap)、5位ハニ・ラムジー(123cap)と続く。

ゴマーはすでに指導者に転身する方針を明らかにしており、近い将来何らかの仕事を始めることが確実視されている。

【厳選Qoly】東南アジア最強を決める三菱電機カップで日本出身選手が躍動!活躍する日本出身の5選手を紹介