先日PSGからミランへ移籍したフランス代表FW、ジェレミ・メネズがデビューしたクラブとして知られるソショー。
1930年代に2度のリーグ優勝を達成した古豪は、2001年からフランスの1部リーグを戦い続けてきたが、近年は下位に低迷。2013-14シーズンは序盤から降格圏に迷い込むと、ついに最後まで抜け出すことができず、最終的に18位で2部へ降格。先日、日本代表と対戦したザンビアをアフリカ王者へ導いたエルヴェ・ルナール監督も契約満了で退任している。
20日に発表された2014-15モデルは、黄色をベースにしたポロネックのシャツ。袖口や襟の裏などにはもう一つのクラブカラー、濃い青のストライプが入れられている。
なお、ソショーは自動車メーカー、プジョーの企業チームとして1928年に創設された歴史を持ち、株式会社化された現在も手厚いサポートを受けていることが胸スポンサーから伺える。
右胸の “Franche-Comté”は、ホームタウンのモンベリアルがあるフランシュ=コンテ地域圏のロゴ。赤い部分がフランス国土を表し、フランシュ=コンテが東部の中央に位置することを示している。ちなみに、モンベリアルはプジョー創業の地。
“FCSM”はクラブの正式名称、“Football Club Sochaux-Montbéliard”の略。
ソショーのサプライヤーは、2004年から契約しているイタリアのLotto。それ以前はChampionと契約しており、当時ソショー向けにデザインされたボーダー柄などのユニフォームの権利を、同じ黄色と青がチームカラーのパルマが買い取り、同じユニフォームを使用していたという面白い話がある。
◆欧州サッカークラブ 2014-15シーズンの新ユニフォームまとめ