6月28日、『Skysports』は「今季後半戦でマンチェスター・ユナイテッドを暫定的に指揮したライアン・ギグス氏は、監督になる準備はできていなかったと話した」と報じた。
今季マンチェスター・ユナイテッドの新監督となったディヴィッド・モイーズ氏は、成績不振のために終盤戦で解任となった。その後任としては暫定的に選手兼監督としてライアン・ギグス氏が務めたものの、苦しい状況から抜け出しきることはできなかった。
イングランドサッカー連盟のインタビューに答えたライアン・ギグス氏は、コーチングに集中していたわけではなかったため準備はできていなかったと話した。
ライアン・ギグス
「私はアレックス・ファーガソンから多くの経験を得た。しかし自分はまだプレーしていたので、実際にコーチングを初めとした他のことには集中していなかったんだ。
しかし今季はそれにすべてを集中する。他の様々な国のトップレベルで指揮してきた監督から色々なことを学習できる。
アレックス・ファーガソンとこれほどまでに長く過ごせたのは、とても良いことだった。そして今、ほかの人々がどのように働いているかを観察するようになっている。今年はデイヴィッド・モイーズ、そして今はルイス・ファン・ハールのテイストを学んでいる。
(選手からプレイングマネージャー、さらに指導者になって変わった?)
ああ、多くのことがあった。7:30にトレーニングに加わり、10時半には疲れている。それは私が選手だったからだ。まず選手たちに気付かせたかったのは、自分がマネージャーであること。そのために距離を取ることにした。
『私はトレーニングに加わらない。君たちが何をしてくれるかを見守る』選手の中にいると、それができない。それが最初に自分が感じたことだ」