現地時間29日に行われたW杯決勝トーナメント1回戦コスタリカ対ギリシャの試合は、試合終了間際にドラマが起きた。

後半アディショナルタイム、パワープレーに出たギリシャはDFのソクラテス・パパスタソプロスが劇的な同点弾をあげ、グループステージ試合終了間際に底力を見せた。結果的にPK戦で敗れこそしたが、多くの人がギリシャの勝負強さに心を打たれたことだろう。

そんなドラマチックな展開となったこの試合、とある珍記録が生まれたようだ。それは、ギリシャに同点弾をもたらした選手の名前である。

日本でも早口で読むのが難しいパパスタソプロス(Papastathopoulos)だが、なんとW杯の歴史の中で最も長い名前(セカンドネーム)を持つスコアラーになったようだ。

Papastathopoulosはアルファベットで16文字。このゴールが自身代表キャリア初ゴールとなったが、意外な形でW杯の記録に残ることとなった。また『Infostrada』によれば、ブラジル代表のジョー(Jô)はW杯に出場した選手の中で最も短い名前であるそう。

ちなみに、このパパスタソプロスであるが、似た名前の選手が多いことでも知られている。シャルケに所属するDFで、日本人にも比較的馴染みのある選手はクリアコス・パパドプロス。他にも同国の有力選手には似た名前の選手がいるので、まとめてみよう。

DF:ソクラテス・パパスタソプロス(Sokratis Papastathopoulos)/ ボルシア・ドルトムント
DF:クリアコス・パパドプロス(Kyriakos Papadopoulos)/ シャルケ
DF:アヴラーム・パパドプロス(Avraam Papadopoulos)/ オリンピアコス
FW:ディミトリス・パパドプロス(Dimitris Papadopoulos)/ アトロミトス

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