『MARCA』は「スペイン代表FWジエゴ・コスタをチェルシーに売却したアトレティコ・マドリーは、移籍金のおよそ半分を第三者に譲渡することになる」と報じた。

先日公式に発表されたジエゴ・コスタのチェルシー移籍。違約金については3800万ユーロ(およそ53億円)であると言われているが、アトレティコ・マドリーは様々な契約の条項によってその半分を失うという。

かつて彼が所属していたポルトガル1部のSCブラガがその20%、代理人を務めているジョルジュ・メンデス氏が10%、そして他にもジエゴ・コスタの権利を保有している投資ファンドが存在しており、それらに対しても移籍金収入をシェアしなければならない。

記事によれば、この状況こそがアトレティコ・マドリーがジエゴ・コスタの売却に消極的になっていた理由であるという。今夏クラブはこの移籍金の額面の半分以下でエースの代役を探す必要がある。

TV放映権などを含めた収入がレアル・マドリーとバルセロナというビッグ2に集中しているスペインでは、それ以外のクラブは何らかの方法で安く選手を獲得する必要があり、そのためにこのような保有権のシェアが行われることが一般的になっている。

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