7月4日、『AS』は「バレンシアの会長を務めているアマデオ・サルボ氏は、フランス代表DFジェレミ・マテューは2000万ユーロ(およそ28億円) が支払われない限り退団しないと話した」と報じた。
今夏バルセロナの補強のターゲットとなっていると報じられているジェレミ・マテューであるが、バレンシアが設定している上記の2000万ユーロという価格がネックになっており、交渉が進んでいない。
バルセロナへの移籍を希望しているマテューは、クラブ側に対して譲歩を認めるよう圧力をかけていると言われているものの、クラブ側はそれに応える気はないようで、先日行われたヌーノ新監督就任の記者会見でアマデオ・サルボ会長は以下のように話したという。
アマデオ・サルボ バレンシア会長
「マテューはバレンシアの選手だ。彼が退団するのは、バイアウト条項に設定された額が支払われた時だ。彼はキャプテンであるし、非常に我々にとって大切な選手。彼のポジションは誰もカバーできない。退団を認めるということは、彼と同じ価値の選手でカバーしなければならないということを意味する。
バルセロナが彼の価値に見合った金額を支払わない限り、マテューはバレンシアの選手である」
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