『Quotidiano Sportivo』は「ワールドカップの決勝で主審を務めたニコラ・リッツォーリ氏は、セリエAでバニシング・スプレーが導入されることを歓迎した」と報じた。

ワールドカップで使用されて大きな話題を呼んだバニシング・スプレー。セットプレーの際に壁とボールの位置を指定するために使用され、ピッチ内の揉め事を減少させる効果があると高い評価を受けた。

これまでは南米や韓国のリーグで使われてきたものであったが、ワールドカップでの実証により今夏世界中で導入の動きが広まっており、UEFAチャンピオンズリーグが真っ先に今季から使用することを発表した。続いてフランス、イタリアでも今季から使用される可能性が高くなっている。

ワールドカップ決勝という大舞台でスプレーを使用したニコラ・リッツォーリ氏は、このシステムの導入を歓迎。一方、ゴールライン・テクノロジーについては「高価すぎる」と話している。


ニコラ・リッツォーリ主審

「ブラジルではスプレーが非常に有用であることが証明されたと思う。ラインが下に書かれていれば、誰もあえてそれを超えようとはしない。私は、それは国内のサッカーにも転用できるものだと思うよ。あまりにも便利だ。

しかし、ゴールライン・テクノロジーの問題は少し異なっている。あれはあまりにも高価すぎる」


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