7月16日、『L'Equipe』は「LFP(フランスプロサッカー連盟)会長のフレデリック・ティリエ氏が、今季からのバニシング・スプレーの導入に合意した」と報じた。

先日まで行われていたワールドカップで使用され大きな注目を集めたバニシング・スプレー。セットプレーの際にボール、壁の位置を指定することで無駄な諍いを減らし、試合の進行をスムーズにするとして高い評価を得ている。

これまで使われてきた南米や韓国に加え、今夏はUEFAチャンピオンズリーグでの使用が決まり、スペインやイタリアでも導入が検討されている。

そして今回、 フランスプロサッカー界もそれに同調するとともに、いち早く導入する方針を固めた。7月24日にはFFF(フランスサッカー連盟)の委員会で議論が行われ、正式にそれらの決定が行われる。

FFFに認められれば、今シーズン行われるLFP主催の大会、すなわちリーグ・アン、リーグ・ドゥ、そしてクプ・ドゥ・ラ・リーグ(リーグカップ)でバニシング・スプレーが使用される。また、議論の進行によってはクプ・ドゥ・フランス(フランスカップ)、またナショナル・リーグ(3部)での使用も検討される可能性があるだろう。

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