再起をはかるコロンビアの虎をめぐり、壮絶な獲得レースが展開されている。

英国『Guardian』は現地時間7日、リヴァプールがモナコに所属するラダメル・ファルカオの獲得について問い合わせを行ったと伝えた。

今年1月、カップ戦で左膝の前十字靭帯を損傷し、W杯という大舞台への出場が叶わなかったファルカオ。怪我の経過は順調のようで、先日はサッカーセンスにも劣らぬバッティングセンスを披露し、アーセナルとのプレシーズンマッチでは自身のヘディングでチームに勝利をもたらした。

そんなファルカオは現在、レアル・マドリーへの移籍が近いと報じられている。マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督は以前ファルカオについて「必要ない」とのコメントを出していたが、ファルカオが実践に復帰して以降、その噂が再燃している印象だ。

記事によれば、数日前にファルカオの獲得についてリヴァプールがファルカオ側に問い合わせたものの、ファルカオはマドリーへの移籍に近付いていると拒絶されたという。

しかし、アンヘル・ディ・マリアのPSG移籍については先日PSG側が公式に否定しており、ファルカオ獲得の資金が絶えたとの見方もできる。いずれにしても、リヴァプールがスアレスの代役を探していることだけは間違いないようである。

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