8月11日、イングランド・プレミアリーグのチェルシーFCは公式サイトにジョゼ・モウリーニョ監督のコメントを掲載した。
10日に行われたフェレンツバロシュ(ハンガリー)との親善試合で2-1と勝利したチェルシー。グルパマ・アレーナのこけら落としという記念の試合であったが、真剣勝負に近い内容でシーズンに向けての良い準備となった。
ジョゼ・モウリーニョ監督は試合後に「我々には競争が必要だった」と相手に感謝をしつつ、ゴールを決めたセスクには「フランク・ランパードの歴史を継ぐものだ」とコメントした。
ジョゼ・モウリーニョ チェルシー監督
「相手は競争をしてきた。それは我々にとってとても重要だった。我々はそれが必要なんだ。5-0、6-0、7-0で勝利する必要はないんだ。
私は選手たちに伝えた。これはフェレンツバロシュにとって新しいスタジアムがオープンする歴史的な日であり、そこでの最初のゴールを獲りたがっていると。彼らは最後の瞬間まで結果を得るために戦ってくれた。それは我々にとって良いことになった。
フランクはクラブの歴史そのものだ。歴史は誰も忘れることが出来ない。そしてセスクは未来なんだ。歴史は過去のものだが、未来は現在よりも重要だ。私の見解、そして選手たちの見解では、セスクは中盤の中央のポジションに入る適切なプレイヤーであるということだ。
(ワールドカップから帰ってきた選手たちについて)
プレシーズンは難しかった。わずか7人の選手でスタートしたからね。そのあと、着実にワールドカップと休暇を終えて選手が帰ってきた。最終的に、先週皆が揃った。しかし、全員が準備できているわけではない。たとえば、イヴァノヴィッチはもう1か月練習しているが、アンドレ・シュールレは5日間しか練習していない。選手間には大きな違いがある。
我々は来週末に最初のリーグ戦を戦わなければいけない。そして、その準備は可能だろう」