W杯開幕戦を数時間後に控えた12日、チェルシーとバルセロナはスペイン代表MF、セスク・ファブレガスの移籍で合意したことを発表。移籍金は現地では2660万ポンド(約45億円)と伝えられている。
早くもチェルシーのユニフォーム姿を見せたセスクは、Facebookでその胸中を明らかにしている。
「まず、素晴らしい3年間を楽しめたFCバルセロナでの全ての人々に感謝したい。僕の子供のころのクラブであり、とても偉大なチームでプレーするチャンスを得た事を名誉に思っている」
「プレミアリーグでの仕事は終わっていないと感じているし、今は戻るのに正しい時だ。そう、アーセナルが自分と契約するファーストオプションを持っていたことを知っている。彼ら(アーセナル)はそのオプションを行使しないことを決定した。だからその運命じゃなかったんだ。彼らが将来うまくいくことを願っているよ」
「他の全てのオファーをとても慎重に検討し、チェルシーがベストなチョイスだと固く信じている。彼ら(チェルシー)のトロフィーを勝ち取りたいという渇望や欲望は僕のフットボールへの情熱とマッチしている。彼らには驚くべき選手たちがいるし、信じられない監督がいる。このチームを完全に信頼しているし、プレーするのが待ちきれない」
「国を助けトロフィーを再び手にするためだけに自分の心を集中させるには、この移籍をワールドカップの前に完了させることは自分にとって本当に重要だった」