信じがたいニュースであるが、歌姫のリアーナがプレミアリーグの強豪クラブであるリヴァプールを買収するかもしれないと報じられている。
大のサッカーファンで知られるリアーナ。ブラジルで行われたワールドカップの観戦にも訪れ、ドイツ代表の優勝パーティーにも参加。その際、優勝カップに触れた事で一部のサッカーファンからブーイングを浴びているものの、本人のサッカー熱は本物だ。
スペインの『Mundo Deportivo』によれば、リアーナはリヴァプールを買収するために真剣な話し合いを行っているという。またリヴァプールこそがリアーナの希望しているチームのようだ。そして、チェルシーに復帰したディディエ・ドログバと親しい友人であるリアーナはチェルシーへ復帰するまではリヴァプールに加わるようにアドバイスをしていたとも報じられている。
リヴァプールを現在保有するのはジョン・W・ヘンリー氏率いるフェンウェイ・スポーツ・グループだ。同グループはボストン・レッドソックス(野球、アメリカのMLB)を保有していることで有名であり、彼らはリヴァプールの売却に乗り気ではないといわれている。しかし、リアーナは金銭的に非常に裕福であり、オーナー、もしくはオーナーグループの一員となればクラブを力強くバックアップする事になるとみられている。
しかし、彼女がリヴァプールのようなビッグクラブの運営を本当に理解しているかは謎である。資金力はあるかもしれないが、1年間のほとんどの時間をツアーなどの音楽活動に費やしており、1日にどれほどの時間をクラブ運営に費やせるかは甚だ疑問だ。
なお、リヴァプールといえば、NBAのレブロン・ジェームズが大ファンであり、2011年にレブロン・ジェームズが代表を務める会社がフェンウェイ・スポーツ・グループと提携。レブロン・ジェームズの会社はリヴァプールの株式の一部を取得している。リアーナも同様の形となるかもしれない。