8月12日、フランス・リーグアンのモンペリエは「ロシア1部のスパルタク・モスクワからパラグアイ代表FWルーカス・バリオスを獲得した」と公式発表した。背番号は10に決定した。契約は今季終了までのローンで、完全移籍に切り替えられるオプションが付随している。
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— MHSC (@MontpellierHSC) 2014, 8月 12
ルーカス・バリオスは1984年生まれの29歳。アルゼンチン生まれであるが母親の出身地であるパラグアイを選択し、2010年ワールドカップに出場した経験を持っている。
2009年に移籍したボルシア・ドルトムントでは、2年目に香川真司選手との強力なコンビを形成しリーグ優勝に貢献。次年度にはロベルト・レヴァンドフスキにポジションを奪われてしまい、その後は中国の広州恒大へ。昨年クラブに契約違反があったとしてスパルタク・モスクワへの移籍を選んでいた。
ルーカス・バリオス
「何よりも、会長とコーチが僕を信頼してくれたことに感謝したい。私はヨーロッパに戻ってプレーしたかったし、モンペリエがその機会をくれた。いくつかの選択肢はあったが、自分の気持ちとしてはモンペリエだけだった。
チャンピオンズリーグではマルセイユと戦ったことがある。リーグ・アンは良いコンペティションだし、このクラブを助けるためにピッチで戦う時が待ちきれない。
この新しい経験を始められることに満足しているし、それが建設的なものになることを願っている。ここに来られて嬉しい。多くの努力を重ねることをファンに約束する」