8月15日、『Inside』は「『Radio Montecalro』は、レアル・マドリーのフロレンティーノ・ペレス会長がパリを訪問し、PSGとアンヘル・ディ・マリアの移籍について議論した」と報じた。
今夏アンヘル・ディ・マリアの獲得に動いていると言われてきたパリ・サンジェルマンであるが、先週行われたダヴィド・ルイスの加入記者会見においてナースル・アル・ハライフィ会長が「ディ・マリアは高すぎる」と話したことから、交渉からは撤退したのではないかと言われている。
しかしこの記事では、レアル・マドリーとパリ・サンジェルマンの間にはまだディ・マリアに関する交渉が行われている可能性が高いと報告されている。
また、カルロ・アンチェロッティ監督は断固反対はしているものの、ディ・マリア自身はレアル・マドリーで受け取っている500万ユーロ(およそ6億8000万円)という給与に納得しておらず、パリ・サンジェルマンが提示していた800万ユーロ(およそ11億円)という条件に惹かれていることも重ねて書かれている。
とはいえ、パリ・サンジェルマンはFFP(ファイナンシャル・フェアプレー)制度の違反によって課せられている移籍金収支総額制限を抱えているため、現在退団の噂があるエディンソン・カバーニ、エセキエル・ラベッシなどを売却する必要がある。
そして、レアル・マドリーはコロンビア代表FWラダメル・ファルカオの獲得を考えており、ディ・マリアの売却に成功した場合はすぐさまこちらも動きを見せる可能性があるという。